雪道を安心してドライブするにはスタッドレスタイヤが欠かせません。スタッドレスタイヤへの交換はホイールとセットでの交換が一般的ですが、輸入車はブランド・モデル毎にホイールの仕様が異なっておりホイール選びに注意が必要です。今回はディフェンダー(2020年~)オーナーへ向けたスタッドレス用ホイールの選び方をご紹介します。
(2024年10月更新)
目次
ホイールサイズ(ホイール径)を選ぶ
先ずは装着するホイールサイズを決めましょう。ディフェンダーは装着ブレーキによって装着出来るホイールサイズが異なります。おクルマのブレーキをご確認ください。下記が弊社がご紹介できるホイールのブレーキ別装着可能サイズです。※「リミテッド エディション」除く
【参考】ディフェンダー用ホイール PCD-ホール数:120-5 センターボア径:72.6φ
ブレーキ | 当社製品の装着可能サイズ |
2ピストン対向モノブロックキャリパー 4ピストン対向モノブロックキャリパー | 18・20インチ |
6ピストン対向モノブロックキャリパー | 20インチ |
純正サイズからサイズ変更した場合の効果
交換するホイールのサイズは基本、純正品と同サイズを選びますが、サイズ変更することで価格・機能面に変化が生じるため、【価格重視】であれば小さいサイズ、【見た目重視】であれば大きなサイズなど、趣味趣向に合わせ変更してみるのもお勧めです。下記のまとめを参考にご検討ください。
小サイズ(純正比) | 大サイズ(純正比) | |
価格 | ◎ | × |
見た目 | × | ◎ |
乗り心地 | ◯ | × |
高速安定性 | × | ◯ |
重量 | ◯ | × |
【例】タイヤサイズ刻印が225/45R17の場合、Rの後ろ「17」がホイールサイズ(ホイール径)です。
タイヤサイズを選ぶ
ホイールサイズが決まったらタイヤのサイズを選びます。ホイールサイズを現在の装着サイズから変更した場合は、下図のようにタイヤの外径をできる限りキープするようにします。
下記に各ホイールサイズの参考タイヤサイズを紹介します。下記タイヤサイズを使えばタイヤ外径の変化は最小となり、ホイールとタイヤサイズを現在の装着サイズから変更しても車検に対応することができます。
ホイールサイズ | 参考タイヤサイズ |
18インチ | 265/65R18 |
20インチ | 255/60R20 |
※※荷重指数についても上記参考タイヤサイズは適合確認済みですが、詳細はタイヤ購入店へお問い合わせ下さい。
ホイールのデザインとカラーを選ぶ
ホイールとタイヤサイズが決まったら、次にデザインと色を選びましょう。
■デザイン
デザインの選び方は様々ありますが、今回はスタイリングとメンテナンス性に着目しました。
スタイリング重視:昨今の純正ホイールは車両のトータルデザインの一部として、デザインの優れたモノが増えています。スタイリングを重視される方は、純正に似たデザインテイストのホイールをお勧めします。
メンテナンス性重視:冬季はクルマが非常に汚れます。マメにメンテナンス(洗車)をされる方には、デザインがシンプルでスポンジが入りやすく、スポーク数が少ないホイールをお勧めします。
■カラー
ホイールカラーの系統は大きくシルバー系、ブラック(ガンメタ)系、ポリッシュ系に分かれます。ホイールカラーはクルマの印象を変えるだけでなく、それぞれ特徴があります。
シルバー系:落ち着いた印象となります。汚れは目立ちます。防錆性能は高くキズも目立ちません。
ブラック系:スポーティーな印象となります。汚れは目立ちません。防錆性能は高いがキズは目立ちます。
ポリッシュ系:品で高級感がある印象となります。汚れはやや目立ちます。切削加工により防錆性能はシルバー・ブラック系に劣ります。傷はやや目立ちます。
ホイールの仕様を確認する
■取付ナットについて
ランドローバーはホイールの取付をナットで行います。取付ナットには一般的に二種類の仕様が存在します。
純正ナット仕様:車両の純正ホイール用ナットで装着します。附属ナット紛失・ナットの付け間違いがない点がメリットです。
付属ナット仕様:ホイール付属のナットで装着します。メリットは装着ナットの純正品確認が不要な点です。
注意:ディフェンダーの純正ホイールはスチール製とアルミ製が存在し、装着ボルトが異なります。当サイト掲載の純正ボルト対応ホイールはアルミ製に使用される純正ボルト対応です。ご注意ください。
■センターキャップについて
ホイール中心のキャップ取付部には、一般的に二種類の仕様が存在します。
付属キャップ仕様:ホイール付属のキャップのみ取付可能です。
純正キャップ対応仕様:付属キャップに加え、車両ブランドの純正キャップも取付可能です。※弊社指定品番の純正キャップに限ります。
■センターボアについて
ホイール裏側の中心に空いた穴(センターボア)には、一般的に二種類の仕様があります。
ハブリング仕様:大きく開いた穴にハブリング(画像の茶色い部品)をはめ、車両のサイズに合わせる仕様です。
専用ハブ径仕様(ハブセントリック):装着する車に合う穴が開いていており、そのまま装着できる仕様です。
ホイールの紹介
当社で取り扱いをしているホイールブランドの中から、おクルマに取り付け可能なホイールを紹介いたします。掲載ホイールは、すべて車検に対応しております。お好みに合わせご検討ください。
スタッドレス用ホイール選びのまとめ
冬は降雪していない道路も凍結している場合があり、安全なドライブにはやはりスタッドレスタイヤが必需品です。輸入車はマッチングが複雑ですが、タスカルなら複数のブランド・デザインからお望みのホイールを見つけることができます。また、掲載ホイールは車検対応サイズのみをご紹介していますので、安心して貴方のライフスタイル・価値観に合うホイールお探しください。