この記事では、スタッドレス用ホイール選びのポイントについて紹介します。使用環境によって、ホイールデザインの向き・不向きがあります。デザインからカラーの選択までポイントを押さえて、この冬のドライブを快適にお過ごしください。(2023年8月現在)
目次
スタッドレス向きのデザインとカラー
雪道用だからこそ考慮すべきポイントが存在します。使用環境によりオススメは異なりますので参考にしてください。
デザイン
デザインの選び方は様々ですが、スタッドレス用ホイールとして「降雪状況」を軸に考えました。
●降雪地域
降雪地域の方には「シンプルなデザイン」のホイールをオススメします。雪道はクルマが非常に汚れます。複雑なデザインのホイールは洗車機での洗い残しが多く、手洗いが必要となります。ホイールをキレイに保ちたい方には、デザインがシンプルでスポーク数が少ないホイールをオススメします。
●準降雪地域・非降雪地域
降雪頻度の低い地域の方には「純正デザイン」に似たホイールをオススメします。昨今の純正ホイールは車両デザインの一部として、高いデザイン性を与えられています。おクルマの高級感を保ちたい方には、純正ホイールのイメージに近いデザインをオススメします。
カラー
ホイールカラーはシルバー系・ブラック(ガンメタ)系・ポリッシュ系の3種類に分けられます。各色の特徴です。
シルバー系 | ブラック系 | ポリッシュ系 | |
汚れ | 目立つ | 目立たない | 多少目立つ |
キズ | 目立たない | とても目立つ | 目立つ |
融雪剤 | 強い | 強い | 弱い |
見た目 | シンプル | スポーティー | 高級感がある |
●降雪地域
雪が降り融雪剤が多く散布される降雪地域には「シルバー系」「ブラック系」をオススメします。各色汚れが目立つ・キズが目立つと一長一短ありますが、塗面が強く融雪剤の影響を受けにくいのが特徴です。
●準降雪地域・非降雪地域
雪があまり降らず、融雪剤の散布量が少ない地域の方にはクルマのトータルデザインを考慮し、「純正ホイールに準じたカラー」をオススメします。また、ホイールカラーでクルマの印象はおおきく変わるので、高級感を出したい方は「ポリッシュ系」、スポーティー感を出したい方は「ブラック系」など、お好みの雰囲気に合わせてお選びになるのもオススメです。
まとめ
スタッドレス用のホイールは、雪の上を走るため、路面環境によってホイールが汚れやすくなったり、錆びやすくなったりします。 そのため、降雪地域にお住まいの方は、シンプルでかつ単色塗りのホイールを、準降雪地域、非降雪地域にお住まいの方は、デザインを重視したホイールをお選びいただくと冬のドライブがより楽しめるかと思います。
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